クスノキの番人

ミステリー

東野圭吾の最新作品。

その木に祈れば、願い事がかなうと言われているクスノキ。その番人を任された青年とクスノキのもとに祈念に訪れる人々の織なす物語。

不当な理由で仕事を解雇され、その腹いせに窃盗未遂で捕まった玲斗。同情を買おうと取調官に訴える。が、その甲斐もなく送検され起訴を待つ身となった。

そこへ弁護士が現れる。依頼人の命令を聞いてくれるのなら釈放してくれるとのこと。その依頼人に心当たりがないが、このままだと刑務所に送られるのは必至。

そこで、玲斗は賭けに出ることにした。依頼人の待つ場所に行くと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は玲斗の伯母だった。あまり褒められる人生ではないし、将来の展望もない玲斗に彼女が命令した。「クスノキの番人になってくれ」と・・。

そのクスノキは「その木に祈れば、願い事が叶う」という神社の御神木であれば、ありがちな内容ではないかと思いつつも、クスノキの番人を努めあげていると、このご神木の真の力を知ることになる。それは、経験しなければ信じることができない不思議な力だった。

なぜ、千舟は甥とはいえ、助けてくれたのか?クスノキの番人の不思議な力とは何なのか?

殺人のない温かな物語です。

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